セーフマージンについて
テレビでDVDなどを視聴した際に、映像の外側が画面外にはみ出して見えないことがあります。
ここでは映像のはみ出しを防止するセーフマージンと映像制作の際の注意点について解説します。
DVD・Blu-rayのマスターやオーサリング用の素材をご入稿頂く前にご確認ください。
簡単な説明
ざっくり言うと、テレビでは映像の外側がはみ出してしまうので画面の外周ギリギリに大事なものが映らないように少し余白を設けて映像を作ります。その余白が「セーフマージン」です。
セーフマージンとは
セーフマージンはセーフティゾーンやセーフティエリアとも呼ばれ、テレビや放送用モニターなどの画面上で映像が表示される領域を示す目安です。
一般的なテレビでは映像の中央部が拡大して表示され、外側の一部が画面外へと切り捨てられます(オーバースキャン)。
映像の外周ギリギリにテロップや字幕などを配置していると、画面の外にはみ出してしまい表示されない場合があるため、映像制作の際には文字などの重要な要素はセーフマージンの内側に収まるようにする必要があります。
以上は古いブラウン管テレビの場合ですが、現在の液晶テレビでも同様に外周が少し切れることが多くあります。
PCモニターなどでの視聴の場合は無関係ですが、プレスやコピーで量産したDVDやBlu-rayが再生される環境は様々なので、当社では「せっかくプレスしたDVDをテレビで見たら文字が見えなかった」ということのないよう、プレス用のマスターやオーサリング用の素材を作成する際はセーフマージンを意識して制作して頂くことを推奨しております。
具体的なセーフマージンの領域
セーフマージンには2種類あり、それぞれ「タイトルセーフマージン」「アクションセーフマージン」と呼びます。
タイトルセーフマージンはテロップが確実に表示される領域のガイドです。
字幕や大事な文字はこの内側に配置すると良いです。
DVD-VideoやBDMVでメニュー画面をつける場合のチャプターリンクボタンも同様です。
アクションセーフマージンはテレビで見た時にここより外側は表示されないというガイドです。
動画内の動きがアクションセーフの内側に入るよう映像制作すると良いです。
画面全体を100%としたときにタイトルセーフは80%、アクションセーフは90%というのが一般的な基準ですが、これはブラウン管テレビ時代に定められたもので、現在の液晶テレビではそこまではみ出すことはありません。
また現在はオーバースキャンと無関係なPC視聴やネット視聴が増えているため、80%のガイドを守っていると文字配置のバランスが悪くなってしまうことがあります。
そこで当社では新しいガイドとして以下の数値を提唱しております。
この辺までは表示されるであろう領域:93%
文字などの重要な要素はこの内側に:90%
※全ての環境での正常な視聴を保証するものではありません
映像編集ソフトや画像編集ソフト、オーサリングソフトにおいて、たいていの場合はセーフマージンを表示することができ、またその範囲も調整が可能なことが多いので、映像やメニュー画面を作成する際はぜひご活用ください。
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