記載記号(マーク)とは
CDやDVDのジャケットや盤面に(C)等、色々な記載記号(マーク)がありますが、それぞれ以下のような意味があります。
・(C)
本来はジャケット等の著作物を保証する為のマークですが、実際に製品にこのマークがある場合、その音源の権利者を指している場合がほとんどです。
表記方法:C、著作物の最初の発行年、著作権者・著作物の氏名
・(P)
「Phonogram(フォノグラム)」の略で、CDやレコードを保護するためのマークです。
表記方法:P、著作物の最初の発行年、レコード製作者
・(L)
「邦盤(国内制作原盤)」を表し、邦楽・洋楽とは関係なく収録されている音源の原盤が国内原盤だという事を表す為のマークです。
このマークは「レーベルコピー」等の原盤情報にも記載されている場合が多いです。
・(Y)
「洋盤(外国原盤)」を表しています。このマークが付いている場合は、海外で製作され海外に権利者がいることになります。
その海外の権利者と供給契約(日本国内で発売する事を許諾した契約)を交わした上で、国内でプレス・印刷・組立され製品の形になって日本国内で販売されています。
・(X)
貸与許諾を禁止するためのマークです。
このマークが付いている物は、レンタル店はもちろん公共図書館でも本来は置かれません。
しかし実際には国立図書館にも置かれていますし、一部、公共図書館でも置かれています。